冬インターンの応募時期は?
そもそも冬インターンとは
就活の早期化に伴い、実質まるまる1年間を就活に捧げる人が珍しくなくなりました。
最大の原因の一つとして、インターンが各季節に実施され、意識の高い就活生ほど積極的に参加するようになったことが挙げられます。
今や、インターンは就活を有利に進めるためのイベントではなく、就活で出遅れないための必須イベントになりました。
しかし、インターンの主戦場である夏インターンに申し込めなかった人や、申し込んだけれも全て選考落ちしてしまった人も多数いると思います。
そんな方にリベンジの機会として臨んで欲しいのが、冬インターンです。
冬インターンは、12月から2月にかけて実施されるインターンのことを指します。
ちなみに、7月~9月を夏インターン、10月と11月に実施されるものを秋インターン、数は少ないですが3月以降に実施されるものを春インターンといいます。
それぞれの特徴を挙げると、
- 夏インターン……主戦場。日数が長く、最も早い時期に開催されレベルが高い。
- 秋インターン……大学があるため1dayのものが多い。説明会代わりが多数。
- 冬インターン……日数が長いが最優秀層は就活を終えているため受かりやすさアップ。
- 春インターン……損保等特定業界のみが選考を兼ねて実施。
このようになります。
夏インターンは日系企業であっても、外銀・外コン志望が力試しに受けるのでいたずらにレベルが上がってしまいます。
しかし、冬インターンであれば、外資組は抜けているので、インターンに参加できる確率が上がります。
夏とほぼ同じ濃度のインターンながら、参加できる確率が高い冬インターンを狙わない手はありません。
冬インターンの応募時期
前述の通り、冬インターンは12月~2月に開催されます。
応募時期は概ね開催時期の2ヵ月前が目安です。
例えば、12月に実施される冬インターンなら、10月にESの締切、11月にGDや面接で選考、12月に参加といった感じです。
夏インターンがある人は、ひと段落ついたら9月下旬くらいから対策を始めた方がいいかもしれません。
仮に2月の冬インターンを狙っていても、12月は就活イベントが多めなので早いうちから準備した方がいいでしょう。
冬インターンは内定直結?
冬インターンは本選考が活発になる春に近いため、内定直結であったり、インターン優遇があったりする企業が多いです。
業界や企業ごとにカラーが違うため、インターンが内定直結な企業を見極めましょう。
代表的なインターン優遇のある業界は以下の三つです。
- コンサル
- 損害保険
- ベンチャー
コンサル
コンサルはインターンが選考の一部に組み込まれていることが多いです。
コンサルではジョブ選考やジョブと呼ばれています。3日間でケーススタディを行うパターンが多いでしょう。
コンサルは適性がモノをいう業界なので、ジョブ選考を通してポテンシャルを見られます。
冬インターン=ウィンタージョブの場合は、サマージョブの敗者復活や欠員補充を意味しますので、一般的にレベルの下がる冬でも油断できません。
損害保険
損害保険各社のインターンが内定直結なのはあまりにも有名です。
特に損保トップの東京海上日動火災保険はインターン生への優遇が強いです。
インターンに参加することによって、メンターが付いたり、面接回数が少なくなったりと圧倒的なアドバンテージを得ることができます。
インターンの面接では必ずしも損害保険への志望動機や興味を聞かれるわけではないので、面接練習として受けることにも向いています。
実際に、東京海上日動のインターン最終面接では、小学校から大学までの行動や性格を洗いざらい聞かれるので、面接を通して自己分析がより深まるというメリットもあります。
ベンチャー
正確にはベンチャーというのは業界ではありませんが、インターンを実施する多くのベンチャー企業が内定直結です。
ベンチャーの役員には外コン出身も多いので、ジョブ選考の方がなじみ深いのでしょう。
サイバーエージェントやDeNAといったメガベンチャーから、レバレジーズのような準メガベンチャーまで、インターンの重要性は高いです。
ベンチャーのワークはレベルが高いことが多く、ここでの経験が日系企業のGDで活きるということも珍しくありません。
日系大手
上記以外の日系大手の冬インターンは内定直結とまではいかないことが多いでしょう。
しかし、程度の差はあれ、説明会の免除、ESの免除、早期選考への招待といった優遇はしてもらえます。
もちろん、一切何も優遇が無いこともありますが、全員一律に優遇していない場合もありますので注意は必要です。
また、1dayは内定直結でない場合の方が多いので、むやみやたらに1dayインターンに参加するよりは3~5daysのインターンに絞って参加する方が賢明です。
まとめ
冬インターンは12月~2月に開催され、応募時期は2ヶ月前であることが多いです。
夏インターンとは参加している層が違うため、心機一転して対策に励みましょう。
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