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大企業新入社員の最初の萎えポイントは「マナー研修」である

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はじめに

20卒のみなさんこんにちは。入社して早三か月、各々の環境で洗礼を受けていることでしょう。私もです。
その他のみなさんもこんにちは。コロナという国難の中、目の前のことに取り組んでいるだけで本当に素晴らしいと思います(謎の上から目線)。

現在の就活市場では、「堅苦しい大企業」vs「実力のつくベンチャー」みたいな構図があると思います。
この構図は、終身雇用の崩壊という就労環境の変容と、中小企業に人材をぶち込みんでフィーを貰いたい人材企業の思惑とが重なってできたものだと思いますが、何はともあれ相反する存在として二項対立的に取り上げられるのが現状でしょう。

この記事では、日系大手に新入社員として入社した筆者が、大企業にネガティブな感情を抱く瞬間を書き連ねていきます。
あくまで主観によるものであり、社会人暦三か月の若造が古き良き大企業を批判するという、一部の方には不快に思われる記事かもしれないという忠告を伝えておきます。

私自身が社会人として能力が高いかというとそうではなく、「学校祭のクラスの出し物の準備をロクにしないのに、進め方に文句を言う陰キャ」みたいなしょうもない記事でもよいという方だけ読んでください。



最初の関門

マナー研修

いきなり結論ですが、大企業に入って最初に萎える瞬間というのは、「マナー研修」です。

大体の日系大手企業では、外注してマナー研修を行うんですが、これが本当に萎えます。
私の場合は、外注先の企業の方々は本当に良い方達ばかりだったのでそこに文句はありませんが、とにかく「マナーの内容」にくだらなさを覚えます。

  • エレベーターの席次
  • タクシーの席次
  • 名刺交換の作法
  • 目上の人に「了解です」は失礼
  • 否定する前にクッション言葉を入れる

これらはほんの一例です。

「エレベーターに席次? 乗れればいいだろwww」

「タクシーにも席次!? 目的地につけばいいだろwww え?助手席が一番死亡率が高い?なおさら乗りたくないわ」

「名刺交換にも作法??? 投げ渡すとかじゃなきゃなんでもよくない? え?文字の上に指を置いてはいけない?神経質すぎでしょ」

「言葉は時代と共に変化するんじゃなかったの? うちの会社、代替(だいたい)はわかりにくいからってわざとだいがえって読ませてるよね?」

「どんだけ気を使わなければいけないんだ。ガラスのハートかよ」

もちろんマナーの中には意味のあるものもありますが、大多数はそれっぽい理由をつけてるだけです。

今の若年層は、良くも悪くも「無駄を嫌う」世代ですので、どんなに事業が魅力的でもこういったコミュニケーション面等で古臭さを覚えてしまうと、「やっぱ大企業は堅い」という感想を抱いてしまいます。

マナーの意味

マナーを守る意味というのは、「相手に不快感を与えないこと」です。
ですから、私も「マナーというマナーはすべて不要だ」といったような過激な思想は持っていません。

ただ、意味があるのかないのかわからないマナーを「これが決まりだから」と守らされる身としては、細かいマナーというのは相手の不寛容を押し付けられているのと同義です。

マナーの目的が「相手を不快にさせない」ことであるなら、逆にその相手方は細かいマナーでさえ破られると不快になるということになります。

「役職が上なのにエレベーターに乗ったら操作盤の前に立たされた。不快だ

「役職が上なのにタクシーの助手席に乗せられた。不快だ

「俺の名刺の文字の上に指を乗せるとは何たる愚弄!不快だ

「了解です……だと? 貴様が俺の言ったことを理解したことはわかったが、不快だ

「この俺に直接否定の意思をぶつけるとは、不快だ

クッション言葉については取引先とのコミュニケーションに角を立てないという実用性もありますが、他4つはどうですか?

器が小さいと言われても仕方ないとは思いませんか?

もちろん、上の世代の全員が全員こうであるとは言いません。
むしろ、細かいポイントでいちいち不快になる方が少数派でしょう(だと思いたいです)。

ただ、取引先や直属上司がそういった細かいポイントを気にする人の場合、「マナーのなっていない人」と思われないようにするために新入社員は一律でマナーを学ぶのです。
少数の「マナー細かい人間」を不快にさせないための知識を与えることで成り立っているのが「マナー講習産業」と言ってもいいと思います。

そういう意味では、マナーに合理性はなくともマナーを学ぶことには合理性があるとも言えますね。



大企業は堅いのか?

マナー研修をフックに、日本のビジネス界の悪しき風習への不満を書いてきましたが(大袈裟)、「堅い大企業」vs「実力のつくベンチャー」の構図で語られるほど大企業は堅いのでしょうか?

実際にはそんなこともないと思います。
マナー研修では萎えさせられましたが、実際に配属されてみると言葉遣いは思ったよりフランクだったり社内メールなら!マークも使われたりと意外と堅くはありません。(意外と堅くないの実例が言葉遣いと!マークってどうなんだとも思いますが)

ただ、髪色服装自由!とかではないので、広い目で見ればまだまだ堅い方なのかもしれませんが。

業務面では、(会社によると思いますが)若手の裁量も思ったより大きいです(さすがにいきなり事業部長とかにはなりませんが)。
そして雑務は雑務で処理してくれる部署であったり子会社であったりがあるので、目の前の仕事に集中できると思います。
ベンチャーは規模にもよりますが、バックオフィス面は手薄だと思いますので。

ただ、一つ言えるのは、「先進的な事業をできるのはごく一部」ということです。
大企業でもベンチャー等と協力して先進的な事業を行っていますが、当然ながら収益の柱ではありません

チャレンジするためには、既存の事業が安定的に収益を生み続ける必要があります。
なので、会社説明会で紹介されるようなキラキラした事業に行ける新卒はごく一部だけとなります。
運が悪ければ、定年までずっと保守的な業務ばかりかもしれません。

「社内手続きに強くなること」「年次に合わせて権限が強化される事」を社会人としての成長と思いたくない人には、残念ながら遅かれ早かれミスマッチが訪れます。

まとめ

日本に蔓延る細かいマナーの話題を皮切りに、大企業新入社員の萎えポイントを書き連ねました。
社会人には社会人の論理があってもしかしたら、「細かいマナーはやっぱ大事だった」と心変わりする日が来るかもしれませんが、現状はこんな感じです。

余談ですが、やはりベンチャー→大手で転職すると服装やマナー面でアレルギー反応を起こしてベンチャーに戻る人も一定数いるようです。
最初に細かいマナー研修を受けておけばそれがワクチンとなってマナーアレルギーを起こすことはなくなるかもしれませんね。



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