美容院(美容室)での会話
知らない人との会話が得意な人と苦手な人がいますよね。
私は後者です。
そして、そんな会話不得手な人が困るのが美容室での会話です。
いや、実際行ってみるとそんな構える必要はなかったのですが、高校まで理容室、大学から美容院に変えた者としては、美容師って1時間ずっと話しかけてくるものだと思ってビビってました。
この記事では、美容室での過ごし方に困っている人や、会話をする必要があるときの対策法を考察していきます。
結論を言うと、「美容師は客の過ごし方なんて気にしていない」です。
美容院での過ごし方
1.無言でいい
元も子もない話ですが、無言でも何ら問題ありません。
美容師の心理を分析すると、彼ら彼女らが話しかけてくる理由は3つあります。
- 美容師も無言は気まずい
- サービスが悪いと言われたくない
- ヘアスタイルの微調整
無言だったところで、「この客は話すのが好きではないんだな」と理解してくれて、美容師も無言でやってくれます。
ヘアスタイルに関することも、よくわからなかったらなんとなくのイメージで伝えるとか大人しめでおまかせしますとか言っとけば失敗はないです。
1.美容師も無言は気まずい
やっぱり、美容師にとっては無言が気まずいです。
これは、美容師が会話好きというよりは、一応これから1時間~2時間担当するお客様(=あなた)に何も話しかけないのはかえって失礼なのではないかと不安になるからです。
接客業の常識として、いきなり無言からスタートするわけにはいかないので、半ば仕方なく、ルーティンとして話しかけています。
2.サービスが悪いと言われたくない
1と関連性が強いですが、客の方が実は話したいと思っている可能性もあります。
このページを読んでいる人は「会話したくねぇ……」と思っている方が多いと思いますが、世の中には真逆の人種も多くいます。
そのため、美容師に話しかけにくい雰囲気を作ってしまうと、クレームを受ける可能性が高くなってしまいます。
したがって、美容師はクレームリスク低減のためにとりあえず話しかけて、「いつでも話しかけてどうぞ」という雰囲気を作るのです。
3.ヘアスタイルの微調整
美容室のテンプレ会話として思いつくのが、
「お仕事何されているんですか?」
「今日はこれから何されるんですか?」
「学校はもう夏休みですか?」
とかだと思います。
これは実際美容室に行くと聞かれることが多いです。
別に美容師があなたの職業や予定に本当に興味を持っているわけではありません。
この質問の意図は、あなたの情報を基にヘアスタイルを調整するためです。
例えば、お堅い企業で営業をしている人と、居酒屋でアルバイトしている大学生に全く同じ施術をするわけにはいけません。
「営業にしては額が隠れすぎている」「居酒屋の同期はもっと髪を遊ばせている」
とミスマッチが起きます。
また、今日の今後の予定を聞くことで、その後のスタイリングをどうするかの参考にもなります。
すぐに屋外で予定があるなら、崩れにくいヘアスタイルにするといった調整ですね。
2.スマホ等を見る
とはいえ、ただの無言では手持無沙汰になるかもしれません。
そんなときは、スマホを見ましょう。
溜まっていたLINEの返信や、SNSのチェック、本当にやることがなかったらwikipediaでも見ていましょう。
就活中なら企業情報を見るなんてのもいいですね。
スマホの充電がないときは、おそらく席に着く前に渡される雑誌でも読んでいましょう。
ファッション誌か旅行雑誌のパターンが多いので、もしかしたら興味がないかもしれませんが、手持無沙汰よりはマシです。
それでも話しかけられたら?
ごく稀に、話しかけるなオーラを出していても全然気づかず話しかけてくる美容師がいます。
そんな美容師にはどのように対応したらいいのでしょうか。
相槌だけ打つ
鈍感な美容師には簡単な相槌だけ打つという方法で乗り切れます。
「なるほど」「そうなんですね」「わかります」の三パターンくらいで乗り切れるでしょう。
片方が相槌だけだと会話は必然的に盛り上がらないので、気づいたら話しかけてこなくなるかもしれません。
髪に関する相談をする
せっかくお金を払っているので、髪のプロである美容師に相談してみるのもいいかもしれません。
- シャンプー何がいいか
- どうやってセットするか
- ぶっちゃけハゲはどう対策するか
こんな感じで、気になると言えば気になるけどわざわざ時間をかけて調べないことを聞いてみるといいかもしれません。
シャンプーに関しては、提携しているシャンプーをゴリ押しされるかもしれないので流されて買っちゃわないように気をつけましょう。
まとめ
美容院での会話に困るかもと心配される方は多いですが、入ってみればどうってことないです。
あくまで、美容師はサービスの提供者、あなたは客です。
お客様は神様だなんてことはいいませんが、気持ちのいいように過ごせるよう気を使ってくれます。
当然、会話なしが過ごしやすい方には美容師も合わせてくれるので気を張らないでいきましょう。