地方就活生にホテルは必須
毎日遠距離移動して頑張っている地方就活生の皆さん、こんにちは。
私も就活生のときは、頻繁に東京に足を運んでクタクタになっていました。
スーツに鞄、靴を揃えたり、面接前の時間調整のためにカフェを利用したりとただでさえお金のかかる就活ですが、地方就活生となるとそれに加えて飛行機/新幹線+宿泊費がかかりますよね。
就活に対する本気度にもよりますが、交通費+宿泊費だけで総額50万円程かかるザラにいます。
では、一番効果的に費用を最適化できるのは何の費用でしょうか。
答えを言うと、宿泊費です。
カフェ代を削ったところでトータルで見るとそんなに変わりません。
交通費はなんだかんだ同じ距離を移動するなら大きく変動はしません。
しかし、宿泊費は自分の裁量で大きく変動させることが可能です。
極論、気軽に泊めてくれる友人がいるなら0円で済みますし、毎回五つ星ホテルに泊まっていればアホみたいにお金がかかります。
ホテル代は削りすぎてはダメ
正直、今の時代、検索すれば東京でも一泊2000円程のゲストハウスなんかを見つけることは可能です。
もしくは新橋の激安カプセルホテルなんかも同じ値段で使えるでしょう。
ネカフェで夜を明かすなんて方法もありますね。
しかし、就活で宿泊費をケチりすぎる人に問いたい。
「何のために東京に来たの?」
安すぎる宿泊手段というのは往々にして身体に負担を強いる。
そうすると、せっかくの面接やインターンでパフォーマンスを発揮できない。
面接で落ちた理由が、実力不足ではなく寝不足というのは本当に笑えません。
そこで、この記事では、実体験に基づいて費用対効果の高いほどほどのホテルを紹介します。
就活で使えるホテルは二択
就活では様々なホテルを使いましたが、結局この二つに落ち着きました。
1.安心お宿(予算:5000円/1泊)
こちらは男性限定のカプセルホテルです。
ただし、「豪華カプセルホテル」と自称するだけあって、カプセルホテルにしては強気な値段設定です。
1泊の平均予算は5000円程ですが、店舗によって多少バラつきがあります。
都内5店舗のうち、秋葉原店は他店より500円程安いことが多いです。
安心お宿の特徴は、
- ベッド(カプセル)がしっかりしている
- ラウンジで飲み物&味噌汁が飲み放題
- 風呂付きでアメニティも完備
- 全体的に綺麗
1について、ベッドはかの有名なシモンズ社製のものが採用されています。
カプセル自体も広く、寝返りもしっかり打てます。
2について、安心お宿は休憩のためのラウンジが付いています。ラウンジでは漫画が無料で読め、ソフトドリンクと味噌汁が飲み放題です。
ワイン飲み放題付きの店舗も存在します(確か汐留店)。
3について、安心お宿には大浴場があります。店舗によって大きさは違いますが、一番新しい汐留店はかなり綺麗でした。
ゆっくり足を延ばして一日の疲れを取ることは、体力勝負の就活にはプラス要素ですね。
4について、ここが一番大事なのですが、安心お宿は綺麗です。
カプセル、大浴場、トイレ、ラウンジ、どこにいても汚いと思ったことはありません。
不潔な宿泊施設は精神を蝕み、パフォーマンスを低下させます。
以上より、一泊5000円で不便なく過ごせる安心お宿は就活においてコスパ最強です。
秋葉原、新宿、新橋、汐留、荻窪に店舗があるので、面接場所まで最もアクセスの良い店舗を予約するといいでしょうね。
2.アパホテル(予算:7000円~12000円)
二つ目はアパホテルです。
変化球ではなく、ビジネスホテルの中でもドストレートのアパホテルですが、非常におすすめします。
予約時期や店舗によって大きく値段は変わりますが、一泊8000円くらいで泊まれることが多いです。
アパホテルの特徴は店舗の多さ。とにかく面接場所の近くにホテルを取れるのでしっかり睡眠時間を確保できます。
そして、もちろん個室なので自分の作業を快適にできます。
当然、睡眠中に騒音が気になることもありません(安心お宿も結局はカプセルホテルなので隣の引きが悪いと熟睡には至りません)。
私も就活前半は安心お宿を使っていたのですが、後半はアパホテル率が高くなりました。
本命の面接が増えるにつれて、「ホテルケチって実力出せないのは嫌だ」という考えになっていきましたね。
目の前の1万円節約のために将来の何千万、下手したら億の差を受け入れることはできますか?ということです。
六本木のアパホテルに泊まって、そのまま六本木で面接を受けた時は楽すぎて感動しました。
それでも安く済ませたい方へ
日曜日は安い
まず、確認していただきたいのは、宿泊する曜日です。
もし日曜日なら、実はビジネスホテルでも1泊5000円程で泊まれることが多いです。
単純に需要と供給の問題で、日曜日にホテルを取る人が少ないからです。
私も京王プレッソインに5000円で宿泊しました。
東京銀座ベイホテル(予算:3000円~/1泊)
「就活ホテルは二択!」というのがメインなこの記事ですが、それでも格安ホテルを探したい人もいると思います。
私がおすすめする格安ホテルは「東京銀座ベイホテル」です。
一泊3000~4300円で泊まれるカプセルホテルの中では綺麗です。
全体的に綺麗さで不満に思ったことはありません。
また、こちらは女性の方も使えるので(フロアはもちろん男女別)、女性が安く済ませるならここではないでしょうか。
立地は銀座や新橋に近く、徒歩数分のところに電通本社があります。
安心お宿と比べると、「大浴場はなくシャワーのみ」「キャリーバッグをフロント前の棚に置く(セキュリティ対策なし)」「ラウンジはせまくて飲み物有料」とワンランク待遇は落ちます。
ただ、寝るだけなら申し分ないでしょう。外国人旅行客が多く、多少うるさいかもしれませんが、カプセルフロアは静かです。
まとめ
ホテルはケチりすぎると、面接やインターンでパフォーマンスを発揮できず本末転倒です。
少なくとも、本命企業の面接の時にはアパホテルを使うことをおすすめします。
効果的にホテルを選択して、最適な支出で就活を乗り切りましょう!