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【公務員】防衛省専門職になるには?気になる年収・仕事内容も解説

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防衛省専門職って何?

防衛省職員には、市ヶ谷の本省等で働く非戦闘員である「背広組」と、自衛隊員(戦闘員)である「制服組」がいます。

背広組と制服組はそれぞれ採用が分かれていて、防衛省専門職は背広組の非戦闘員です。

通常の国家公務員は、国家公務員総合職試験によって選抜される「総合職(キャリア組)」と、国家公務員一般職試験によって選抜される「一般職(ノンキャリア)」の二区分です。

しかし、防衛省の場合は総合職と一般職に加えて、語学・国際のスペシャリストである「専門職」の区分があります。
防衛省専門職はノンキャリアと同等ですが、語学・国際のプロフェッショナルとして高い専門性が求められます。

通訳から海外の情報収集・分析までこなす、防衛省専門職について解説していきます。

同じく「専門職」の区分である外務省専門職はこちらの記事です。



防衛省専門職の仕事内容

防衛省専門職の仕事内容は、主に通訳・翻訳・海外情報分析です。

通訳業務は、主に在日米軍等とのコミュニケーションが必要な場面において、高官の通訳をします。
軍事に関する専門用語が飛び交いますので、仮に高い語学力があったとしても入省後の勉強は欠かせませんね。

翻訳業務では、海外の軍事資料を日本語に翻訳します。読んで字の如くですね。
防衛省・自衛隊に勤めている人全員が英語に堪能というわけではないので、日本語に翻訳された文章の方が当然理解しやすいです。
そのため、専門用語満載の外国語文書を日本語に訳せる能力は重宝されます。

海外情報分析では、国際関係や地域情勢に関する情報を収集・分析します。
日々変わる情勢をキャッチアップし、上層部の意思決定のサポートをするこの業務は非常に重要です。
英語だけでなく、ロシア語・中国語・朝鮮語の能力を活かすことができます。

上記のように、防衛省専門職に求められている役割は、語学力とグローバルな視野を活かして円滑なコミュニケーションと精度の高いリサーチを実現することです。

ちなみに、情報分析のイメージの強い専門職は全員本省勤務と思われている方もいるかもしれませんが、地方勤務もあります。特に在日米軍基地の近くに配属されることもあるため、市ヶ谷と思いきや沖縄なんてことも十分あります。

防衛省専門職の年収

高い専門性の求められる防衛省専門職ですが、区分上はあくまでノンキャリアです。
国家公務員一般職と同様に、30歳500万円、40歳750万円が一つの目安と考えられます。

一般的には、ノンキャリアが課長クラスまで到達することは不可能ではないが稀なため、年収1000万円に到達する前に退職する方の方が多いでしょう。

ただし、福利厚生は公務員なのでそこそこ充実しています。
扶養家族がいる場合は扶養手当も出ますし、家賃補助は都内の場合28000円まで出るようです。
これは東京都庁の家賃補助15000円よりは高いため、素直に喜ぶべきところでしょう。



防衛省専門職になるには

防衛省専門職になるには、防衛省が毎年開催している採用試験に合格する必要があります。

以前までは、「語学」と「国際関係」に区分が分かれていましたが、事実上「語学」区分に一本化されました。

試験の流れは、

  • 一次試験:教養択一40問、語学専門試験、論文
  • 二次試験:面接、身体検査

という二段階選抜です。

一般教養は、他の国家公務員や地方公務員と同じような知能・知識に関する問題が出ます。
特徴的なのは語学専門試験であり、読解・文法等が総合的に出題されます。

選べる言語は、以下の4つです。

  • 英語
  • 中国語
  • ロシア語
  • 朝鮮語

民間の就活ではロシア語が重宝されることはあまりないため、防衛ならではの選択言語と言えます。
各言語とも、採用人数は少ないため、年度によっては募集の無い言語もあります。
どうしても防衛省専門職になりたい場合は、最も需要があり募集中止になりにくい英語を習得しておくと良いでしょう。

ちなみに二次試験の身体検査にはそこまでビビらなくても大丈夫です。
防衛省とはいえ、非戦闘員の背広組のため、通常の健康診断程度に考えておきましょう。

防衛省専門職試験の難易度や周囲のレベル

防衛省専門職採用試験の難易度は、低くはありません。
あくまでノンキャリアのため、東大や京大のようなトップレベルの学生が受験することはあまりないとは思いますが、採用人数の少なさと高い語学のハードルが試験突破を難しくしています。

また、教養択一さえ勉強すればあとは語学と日本語の論文のため、外国語学部の学生が非常に有利です。
特にロシア語専攻なんかを活かすためには外交官かこの防衛省専門職くらいしかないため、語学力の高い学生が集まりがちです。

外国語学部以外に所属していて、語学にあまり触れてこなかった人には厳しい試験となるでしょう。
反対に、世間的にはあまり有名ではない大学でも、外国語学部ならばその学習を活かすことができます。

もし語学には自信があるというならば、防衛省で働くチャンスを手に入れることができるかもしれません。



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